バーチャルオフィス契約前の審査は通りやすい?

このページでは、バーチャルオフィスの審査は通りやすいか、落とされるケース委はどんなケースがあるのか、審査即日というバーチャルオフィスの実態などを紹介しています。

バーチャルオフィスの審査で落ちることもある

一般的なオフィスの契約前審査と比べると、通りやすいと言われているバーチャルオフィス。とはいえ、条件や申請者の対応や事業形態によっては審査に通らないことも。
どんなケースが審査に落とされるのか見ていきましょう。

バーチャルオフィスの審査に落とされるケース

審査に必要な書類の漏れ

オフィスやレンタルオフィスを契約する時と同様、バーチャルオフィスでも運営会社が求める必要書類を提出をします。求められた書類が提出できない場合は、審査に落とされる以前に審査を受けることができないのでご注意を。

バーチャルオフィスの審査に必要な書類の一例

  • 身分証明書(運転免許書やパスポートなど顔写真のあるもの)
  • 住民票
  • 印鑑登録証明書
  • 事業計画書もしくは業務経歴書、会社案内、事業ホームページURLなど
  • 口座振替用の口座情報、届印
  • 法人の場合は「法人登記簿謄本」

審査担当者への応対の悪さや質問に答えられないなど

バーチャルオフィスの審査時には、審査担当もしくは運営会社から、事業内容や会社情報など、関係者であれば当然答えられる質問をされる場合があります。 回答をする際に、対応が悪かったり、質問に対してあいまいに答えるなど、不信感を持たれるような姿勢を見せると落とされる場合も。バーチャルオフィスだけではなく、全てのオフィス契約に当てはまるのではないでしょうか。

嘘の申告や事業内容を詐称する

審査基準が緩いバーチャルオフィスであれば審査は通るかもしれませんが、他の事業者の事業者情報をしっかり守る方針のバーチャルオフィスの場合は、確実に審査でふるい落とします。事業内容だけではなく、氏名や本住所等も対象になりますので、提出時にはうっかり…がないように、しっかり内容を確認して審査申請をするようにしましょう。

バーチャルオフィスに向いていない事業

不特定多数の来客が頻繁にある接客業や士業、面接が多い採用代行業などはそもそもバーチャルオフィスでは許認可がおりません。

また、犯罪目的の利用、反社会的勢力、政治・宗教・思想団体は、多くのバーチャルオフィスから敬遠される傾向にあります。情報商材販売、投資関係、保険関係など、顧客からのクレーム対応が起こりやすい業種も同様に審査落ちの可能性が高い業種です。

そもそもなぜ審査を行うのか

バーチャルオフィスにとって、貸し住所は大切なサービス商材です。そのバーチャルオフィスサービスは、多くの個人事業主や法人が共有する形態で利用します。
もし、契約している企業の内1社が犯罪行為を犯してしまったとしたら?該当の住所がけがされ、同じ住所を借りている利用者が不利益を被りますよね。
バーチャルオフィスを契約している事業者の安全を第一に考える会社であればあるほど、審査は慎重になるといえるでしょう。

審査即日ってバーチャルオフィスもある?

問い合わせた後、各種費用の支払いが終われば即日利用できるバーチャルオフィスももちろんあります。ただし、前述のとおり緩い審査携帯のバーチャルオフィスだと、近年よく話に持ち上がるような、バーチャルオフィスを悪用した詐欺事件の本拠地と同席する可能性だってあります。

実際にオフィスを構えるわけではないので、他にどんな会社が契約しているのかはわからないだけに、全てが…とはいえませんが、元から「審査即日」というような触れ込みで集客をしているバーチャルオフィスには注意をした方が賢明でしょう。

Three selections
他スタートアップの着眼点を参考に選んだ
東京のバーチャルオフィス
3選
他のスタートアップも注目しているポイント「料金の安さ」「セキュリティ面の高さ」「レンタル会議室付」の3点で、それぞれのおすすめのバーチャルオフィスを紹介します。
いずれも、中小企業の中でも10%足らずと言われる、設立から10年以上安定して運営を続けている運営会社のバーチャルオフィスを選んでいるので、基盤となる最初の住所としては申し分ないでしょう。
料金が安い
住所だけ借りられればOK
経費を極力抑えたい方向け
マックスコーポレーション
マックスコーポレーション公式HP
画像引用元:マックスコーポレーション公式HP
(https://office-zero1.net/)
  • 設立年10年以上の運営元の中で一番安値(500円台)で住所が借りられる
  • 住所以外の郵便転送などは、オプション料金で追加可能
  • 企業HPの制作も別途料金で可能
基本プラン
入会金:5,500円~、月額:500円~
含まれるサービス
・登記OKな住所貸し
東京都で貸出できる住所(全1拠点)
東京都板橋区
南常盤台

詳細まとめも併せて見る

公式HPで最寄りの
拠点を確認

お問い合わせはこちら
03-6909-5833

セキュリティ面
住所を公開しても安心安全な環境で
企業活動を始めたい方向け
Karigo
Karigo公式HP
画像引用元:Karigo公式HP
(https://karigo.net/)
  • 個人情報だけではなく、会社情報保護が可能なISOを取得
  • 企業審査を郵送確認で丁寧に行う安心感で20,000社以上が法人登録
  • 東京27拠点全て、余計な営業訪問などが避けられる住所の渡し方をしてくれる
基本プラン
入会金:5,500円~、月額:4,700円~
(個人名義利用の場合3,300円~)
含まれるサービス
・登記OKな住所貸し(ISOに巡ず)
・郵便物転送:1営業日~希望に併せて
・荷物預かり
※拠点によっては会議室・名刺預かり可能
東京都で貸出できる住所(全27拠点)
中央区銀座一丁目
中央区日本橋
新宿区新宿
新宿区下落(高田馬場)
千代田区神田佐久間町(秋葉原)
中央区銀座四丁目
港区芝大門
港区西麻布
港区南青山
港区赤坂
都港区海岸
文京区本郷(水道橋)
品川区西五反田
目黒区上目黒
世田谷区太子堂(三軒茶屋)
世田谷区奥沢(自由が丘)
渋谷区桜丘町
渋谷区渋谷
渋谷区千駄ヶ谷
渋谷区代官山
中野区新井
杉並区高円寺
杉並区荻窪
豊島区東池袋
多摩市中沢
調布市つつじが丘
府中市本町

詳細まとめも併せて見る

公式HPで最寄りの
拠点を確認

お問い合わせはこちら
03-3546-8801

レンタル会議室付き
顧客の来訪や大勢でのMTGなど
会議室で応対したい方向け
ワンストップビジネスセンター
ワンストップビジネスセンター公式HP
画像引用元:ワンストップビジネスセンター公式HP
(https://www.1sbc.com/)
  • レンタル会議室付のバーチャルオフィス東京拠点最多(21拠点)
  • 清潔感のあるレンタル会議室スペース
  • 簡単な対応なら、常時対応してくれる窓口あり
基本プラン
入会金:10,780円~、月額 5,280円~
含まれるサービス
・登記OKな住所貸し
・郵便物転送:1週間に1度
・レンタル会議室完備:全住所・簡単な応対付
東京都で貸出できる住所(全21拠点)
港区六本木
台東区上野
千代田区飯田橋
千代田区神田佐久間町
千代田区二番町
中央区銀座七丁目
港区高輪
港区麻布十番
港区虎ノ門
港区南青山二丁目(2拠点)
港区芝
品川区西五反田
世田谷区玉川
世田谷区二子玉川
豊島区南池袋
新宿区高田馬場
新宿区西新宿
新宿区新宿五丁目
渋谷区桜丘町

詳細まとめも併せて見る

公式HPで最寄りの
拠点を確認

お問い合わせはこちら
03-4530-0370

【選定基準】
2022年6月1日時点、Googleにて「バーチャルオフィス 東京」と検索し、全検索結果の中で「バーチャルオフィス」のサービス内容が記載されていた運営会社39社の中から、設立10年以上の企業をピックアップ(結果19社)。
その中から、「料金の安さ」「セキュリティ面の高さ」「レンタル会議室付」でおすすめの会社は下記のように選定しました。
・マックスコーポレーション:設立10年以上の運営会社19社中、一番低価格でバーチャルオフィスを提供(※口コミも悪い口コミばかりじゃない会社を選定)
・Karigo:設立10年以上の運営会社19社中、ISO取得の会社の中(3社)で一番低価格でバーチャルオフィスを提供していて拠点が多かったバーチャルオフィス
・ワンストップビジネスセンター:設立10年以上の運営会社19社中、東京都内にレンタル会議室を持つバーチャルオフィスで拠点が一番多かった