バーチャルオフィスの利用を始めるまでの流れや仕組み、確認しておきたいポイントについてまとめています。
ここでは、一般的なバーチャルオフィス運営会社における申し込みから契約までの流れを説明します。
まず、各社のホームページで利用の申し込みを行います。運営会社によっては、現地内覧会を案内するところもありますから、どのような施設か確認したい方は内覧会に参加しましょう。
バーチャルオフィスを決めたら、契約に必要な書類を提出します。その後、審査が行われ、それに通過すれば入会金や初月の利用料などを振込んで契約する、というのが一般的な流れです。
電話や内覧をする際には、施設やサービス内容の確認も行いましょう。顧客との会議が想定される場合には、会議室や打ち合わせのスペースの設備も含めて確認が必要ですし、郵便物や宅配が多い場合は、預かりや転送が可能か、転送の頻度や手数料についてもチェックします。
なお、バーチャルオフィスのなかには法人登記ができないサービスプランもあります。法人登記できるかどうかも、念のため確認しましょう。
このほか、実際に利用されている方の口コミ情報も役に立ちます。サービス内容の評判や、金融機関から融資を受けられるかといった実用的な情報まで、インターネット上で確認されることをおすすめします。
上記以外にも、利用できる拠点の場所についても確認しましょう。自宅や普段仕事をしているところの近くに拠点があれば、郵便物などを取りに行くのに便利です。
また、運営会社の実績も重要なチェックポイントです。コロナ禍以降、オフィスの必要性が減ったのを背景に、バーチャルオフィス業界には多くの会社が参入しています。こうした新規参入の会社は、アフターコロナになると倒産するリスクが高いとも考えられるでしょう。
歴史があって実績も多い会社を選んだほうが倒産リスクを抑えられ、またサービスも充実していますから、安心して利用できます。
バーチャルオフィスを選ぶとき、物件を見ずに決める方もいらっしゃいます。しかし、利用開始後に、会議室の設備が不十分であったり、必要なサービスがなかったりすることもありますから、できるだけ足を運んで内覧されることをおすすめします。
【選定基準】
2022年6月1日時点、Googleにて「バーチャルオフィス 東京」と検索し、全検索結果の中で「バーチャルオフィス」のサービス内容が記載されていた運営会社39社の中から、設立10年以上の企業をピックアップ(結果19社)。
その中から、「料金の安さ」「セキュリティ面の高さ」「レンタル会議室付」でおすすめの会社は下記のように選定しました。
・マックスコーポレーション:設立10年以上の運営会社19社中、一番低価格でバーチャルオフィスを提供(※口コミも悪い口コミばかりじゃない会社を選定)
・Karigo:設立10年以上の運営会社19社中、ISO取得の会社の中(3社)で一番低価格でバーチャルオフィスを提供していて拠点が多かったバーチャルオフィス
・ワンストップビジネスセンター:設立10年以上の運営会社19社中、東京都内にレンタル会議室を持つバーチャルオフィスで拠点が一番多かった