バーチャルオフィスには、住所と共にインターネット上に公開できる電話番号を取得できるサービスがあります。個人の電話番号を公開したくない人や、顧客からの信用度を高めたい人に利用されます。ここでは、バーチャルオフィスで電話番号の取得方法や必要性などを解説します。
バーチャルオフィスを利用する場合でも、法人登記や口座開設にあたっては住所のほかに電話番号も必要となります。個人の携帯電話や自宅番号ではなく、会社としての電話番号を持つことで、トラブルなく仕事ができるでしょう。
また、個人の電話番号ではなく会社の電話番号を公開していることで、顧客からの信用度アップにもつながります。
バーチャルオフィスで会社用の電話番号を取得する主な方法として、以下に3つ挙げました。
バーチャルオフィスに来た電話を転送したり、専用の秘書スタッフが代わりに電話対応をしたりといった方法があります。利用するサービスによっては、必要なコストも変わるため、必要性をしっかり考えることが大切です。
法人電話として、バーチャルオフィスの電話番号取得・転送サービスを利用する場合、「03」「050」どちらの番号がいいのか迷うことでしょう。「03」は東京都23区に割り当てられている東京局番であり、「050」はIP電話の電話番号になります。
つまり、「03」の電話番号は東京都内にあるバーチャルオフィスを利用する場合には問題ないでしょう。ただし、今後ご自分のビジネスがどう拡大するのか分からない、初めて会社設立したという場合では、持ち運び可能な「050」を選ぶことが良いと言えます。ご自分のビジネスプランに合わせて、どちらが適しているのか考えていきましょう。
始めるビジネスによって、起業当初から電話番号を取得する必要がない場合もあります。ネットショップや商品販売などの特定商取引法に基づく場合は、電話番号表記が必須のため、最初から取得した番号を掲載することは適していると言えるでしょう。
まだ顧客が少なく0からのスタートである場合は、顧客が増えて軌道に乗ってきた後に取得することも可能です。しかし、会社の信用度や個人情報を守るという点においては、起業当初から取得した電話番号を使用する方がいい場合もあります。取得するタイミングは、必要性をしっかりと考えて決めていきましょう。
会社専用の電話番号は、法人登記や口座開設の際に必要となったり会社の信用度アップやプライバシー保護のために用いられたりします。バーチャルオフィスを利用する場合は、電話番号に関連したサービスがいくつか設けられていることが多いでしょう。ご自分のビジネスにおいて必要性を考慮し、ベストなタイミングで電話番号を取得することが大切です。
【選定基準】
2022年6月1日時点、Googleにて「バーチャルオフィス 東京」と検索し、全検索結果の中で「バーチャルオフィス」のサービス内容が記載されていた運営会社39社の中から、設立10年以上の企業をピックアップ(結果19社)。
その中から、「料金の安さ」「セキュリティ面の高さ」「レンタル会議室付」でおすすめの会社は下記のように選定しました。
・マックスコーポレーション:設立10年以上の運営会社19社中、一番低価格でバーチャルオフィスを提供(※口コミも悪い口コミばかりじゃない会社を選定)
・Karigo:設立10年以上の運営会社19社中、ISO取得の会社の中(3社)で一番低価格でバーチャルオフィスを提供していて拠点が多かったバーチャルオフィス
・ワンストップビジネスセンター:設立10年以上の運営会社19社中、東京都内にレンタル会議室を持つバーチャルオフィスで拠点が一番多かった