品川区には、バーチャルオフィスの拠点が数多くあります。ここでは、拠点住所やスペック、運営会社の特徴についてまとめました。
「バーチャルオフィス」とは、事務所を構えずにオフィス機能の一部を利用できるサービスのことを指します。例えば、法人登記ができる住所の貸し出しが代表的なサービスとなっています。物理的なオフィスのレンタルではないため作業をする場所は別途用意する必要がありますが、取引先などに自宅の住所を伝えるのに抵抗がある、といった場合に利用を検討すると良いでしょう。
そのほかにも運営会社によっては電話番号の貸し出しや郵便物の受け取り・転送、会議室や打ち合わせスペースの貸し出し、受付対応や電話秘書代行などさまざまなサービスを利用できるところもありますので、自身のビジネスにはどのようなサービスが必要なのか、という点を考えながら選ぶことがおすすめです。
品川区は、様々な路線のターミナル駅として多くの企業が密集しているエリアです。品川エリアでビジネスをスタートすることは、信用度アップや事業拡大などにもつながります。
今後も東京の玄関口として、多くの企業や経営者が集結することが期待できます。海外からの来訪も多く利便性の高いエリアとして、ビジネスを始める上で適したエリアの1つとなるでしょう。
ここでは、品川区にあるバーチャルオフィスの拠点を一覧にしました。運営会社の情報もまとめていますので、参考にしてみてください。
Karigoは、国内全域において56ヵ所ほどの店舗を構えている大企業です。起業家だけではなく副業、SOHO、地方拠点として多くの人々が利用できるバーチャルオフィスを運営していることが特徴的です。
※上記は「バーチャルオフィス東京 品川」の料金となります。
Karigoの各プランには下記のサービス内容が含まれています。
それぞれのニーズに合ったプランを選択することが可能となっていますので、転送電話・電話代行が必要かどうかといった観点で検討すると良いでしょう。
転送電話サービスでは、それぞれのお客さま専用の電話番等が貸与され、24時間365日転送を行うことが可能です。また、電話代行サービスでは、専用の電話番等に着信した電話に対応するもので、平日9時〜18時の対応となります(対応内容は、指定のメールアドレスに通知が行われます)。
ワンストップビジネスセンターは、都内一等地にある割安のバーチャルオフィスを提供している企業です。インターネット上で契約は完結し、スムーズに事業のスタートをサポートしてくれることが特徴的です。
ワンストップビジネスセンターで提供されるサービスは下記のような内容となっています。
3種類のプランの中からニーズに合わせて選択が行えます。住所のみ使用したい場合にはエコノミープランがおすすめですし、電話番号まで使いたい場合にはビジネスプランまたはプレミアムプランを選択すると良いでしょう。
また、郵便転送サービスは必要な郵便物のみ週1回転送する、という内容となっていますので、不要な郵便物の対応に利用することも可能です。
カスタマープラスのバーチャルオフィスは、自社保有物件を使用しているため廃業などのリスクを抑えていることが特徴的です。2008年から創業している老舗の企業であり、低価格でバーチャルオフィスを利用できます。
カスタマープラスのサービス内容は下記の通りです。
カスタマープラスではさまざまなプラン内容を用意しています。各プランに含まれる「Mypageサービス」では、到着郵便の管理や会議室予約、帳票類の出力、登録内容の変更や確認が行えます。また、オフィス利用については別途料金が必要となります。
さらに郵便物の管理については、メールで郵便物の到着確認が可能となっており、Mypageから発送指示を行えます。スマートフォンからもMypageの利用が可能なので、外出先で確認・発送の指示を行うこともできます。
加瀬グループは、自社ビルをレンタルオフィスやバーチャルオフィス、貸会議室に利用するだけではなく、住宅販売やコンテナ販売、店舗開発、コインパーキング、施設運営などの多種多様な事業を手掛けている大企業です。
加瀬不動産では、バーチャルオフィスのサービスとして下記の内容を提供しています。
同社のバーチャルオフィスでは、住所貸しサービスの利用が可能です。会社登記が可能な住所となっていますので、ビジネスを始めたいと考えている方はチェックしておくことがおすすめです。
ただし、品川の物件についてはポストの設置がないため郵便物の受け取りや転送サービスは用意されていない点には注意が必要です(他のエリアのバーチャルオフィスでは郵便物の受け取り・転送サービスに対応しているところもあります)。
リージャスグループは、1989年に創設された歴史ある世界規模の企業です。国内では、日本リージャスホールディングスがオープンオフィスを日本全国に展開してきたという特徴があります。多くの拠点を構え、様々な起業家が利用しているバーチャルオフィスを運営している企業です。
※上記は品川エリアのバーチャルオフィスの料金となります(24ヶ月契約の場合)。
バーチャルオフィス・プラスにおいては個室オフィスを月5日まで利用が可能。オフィスも利用したい場合にはこちらのプランがおすすめです。また、オフィス利用は必要がないものの、郵便物が届く・電話も利用したい場合にはバーチャルオフィスプランを選ぶのが良いでしょう。
また、電話は使わないものの住所や郵便物の受け取り・転送サービスを希望する場合にはメールボックスプラスがおすすめです。
日本リージャス
ホールディングスの
プラン・拠点・評判をチェック
大崎エリアは、株式会社ローソンや株式会社サンリオといった有名企業が多数本社を構えている地域です。交通の便もよく、都心部へのアクセスもスムーズ。1987年に竣工された大崎ニューシティが基盤となっており、さまざまな総合施設や商業ビルがあります。
バーチャルオフィスでは、郵便物の受け取りなどで場所も大事になりますが、最初の拠点ですから住所をコロコロと変えたくないと思いますよね。そこで、長く健全経営を続けているバーチャルオフィスから、すでにバーチャルオフィスを活用している方々が注目するポイント別におすすめの会社を紹介していきます。
【選定基準】
2022年6月1日時点、Googleにて「バーチャルオフィス 東京」と検索し、全検索結果の中で「バーチャルオフィス」のサービス内容が記載されていた運営会社39社の中から、設立10年以上の企業をピックアップ(結果19社)。
その中から、「料金の安さ」「セキュリティ面の高さ」「レンタル会議室付」でおすすめの会社は下記のように選定しました。
・マックスコーポレーション:設立10年以上の運営会社19社中、一番低価格でバーチャルオフィスを提供(※口コミも悪い口コミばかりじゃない会社を選定)
・Karigo:設立10年以上の運営会社19社中、ISO取得の会社の中(3社)で一番低価格でバーチャルオフィスを提供していて拠点が多かったバーチャルオフィス
・ワンストップビジネスセンター:設立10年以上の運営会社19社中、東京都内にレンタル会議室を持つバーチャルオフィスで拠点が一番多かった